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チョットいんすぱいあ



ソープだって原材料チェックする時代

ソープだって原材料チェックする時代_a0044925_936048.jpgスキンケアの基本は何と言ってもソープ。自分の肌にしっくりくるソープを探すのは意外に難しい。ソープの原料は脂肪(動物性もしくは植物性)とアルカリ(水酸化ナトリウムもしくは苛性)なのだが、石油の副製品から作られたものもあるというから、成分チェックはしっかりとしたい。

たとえば「Sodium Tallowate」。Tallowate は「牛脂脂肪酸」だから、動物性脂肪から作られた石けんということになる。「Plant- vegetable-based」とあれば、ココナッツやヤシの木、オリーブオイルなどの植物性脂肪から作られたもの。「Castile」とあれば、スペインのカスティレ地方のオリーブを使った植物性石けんだ。乾燥肌の人はグリセリンがしっかりと入っているか確認したいところ。半透明のソープにはグリセリンが入ってない場合がよくあるので注意が必要だ。

最近ではオーガニック・コスメなどという言葉もできてたくらい、ソープの原料にも自然原料が使われているものが人気だ。特に保湿効果抜群の原料はシアバター、アロエベラ、ハニーなど。オイリー肌にはシトラス系のエッシェンシャルオイルやクレイが入っているものが最適だとか。また、動物性脂肪でできた石けんはアニマルラバーに不人気なのだとか。


ソープだって原材料チェックする時代_a0044925_9334846.gif「ベジタブルソープ」の代表は日本発のDHC「ホワイトソープ」。オリーブオイルが配合されていてトラブった肌を癒してくれる効果がある。100%オリーブオイルの石けんなら「キス・マイ・フェイス」。ソープだって原材料チェックする時代_a0044925_93442.jpg天然塩に加え、海藻のミネラルが配合されていて肌をスベスベにしてくれる。シアバターならば、化学薬品を一切使っていない、「ヌビアン」シリーズがオススメだ。
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# by yucony | 2006-09-18 09:36

毎朝この一杯が腸の善玉菌を増やしてくれる

最近友達に勧められてケフィアを食べ始めた。野菜などの繊維が不足してくると、胃腸がどうも重くなる。そんな時には、ブルーベリーなどの入った市販のケフィアを飲むようにしている。デリなどでもケフィアを置いているところがだんだんと増えてきたように思う。お気に入りなのはポーランド系の食材店で手に入るシンバッドというメーカーだ。


ケフィアとはヨーグルトキノコとも呼ばれ、腸内の善玉菌を増やすと言われている。その後、別の友人にたね菌をもらった。早速ビンの中に牛乳を注いで自分でもケフィアを作っている。かなりの酸っぱさなので、蜂蜜を大匙一杯ほど入れて、たまにイチゴやブルーベリーなどのフルーツを添えて食べているが、このたね菌もどんどんと増えていくので、しばらくしたら誰かにおすそ分けしようと思っている。これを毎朝食べ始めて、腸の調子は極めて好調になった。
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ケフィアの発祥地は長寿国で知られる旧ソ連のコーカサス地方、山岳民族は牛乳をヤギの皮袋の中で発酵させ、連続して発酵させては飲用していたという。ヨーグルトとケフィアの違いは、ヨーグルトは乳酸菌だけでできているのに対し、ケフィアは乳酸菌と酵母からできているため、ヨーグルトよりも栄養価が高く、腸にもいいとされている。\

ヨーロッパ全土ではケフィアはかなりよく知られているが、日本ではまだ生きた酵母の入ったケフィアは市販されておらず、フリーズドのたね菌が販売されている。特に激しいダイエットなどを試みる女性には便秘に悩む人が多い。このケフィルが日本でも市販されれば、日本の女性たちに大きなベネフィットをもたらすのがだが。
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# by yucony | 2006-08-22 04:20

ハートにやさしいチョコ

チョコがヘルシーフードとしての認知度を高めている。チョコといっても、よりヘルシーなのはココアの純度が高いダークチョコレート。ビタミンショップなどでもオーガニックチョコ、シュガーフリーチョコなど様々なヘルシーチョコが登場している。
ハートにやさしいチョコ_a0044925_3264669.jpg
中でもシュガーフリーのチョコは上品な味わいで、値段は少し高めだが、「カーブ・コンシャス」とあり、炭水化物は15グラムまで抑えられていてダイエットにも役に立つ。ダイエットをしている女性にとっては、チョコは罪悪感の象徴とも言えるが、ある程度の息抜きは必要なもの。どうしてもチョコが食べたくなったら、シュガーフリーのダークチョコに頼らせてもらっている。

もう一つ見つけたヘルシーチョコは、ココアビアという商品。チョコバー一本のカロリーは90でかなり低め。この商品は、ビタミンBやカルシウムが加えられているほか、コレステロールにも気を遣っていて、大豆を使ってクランチ状にしている。代謝を高める効果のあるココアのフラバノールを最大限に維持する独自の製法でチョコを作っている。

アメリカでの死因の1位は心臓病。チョコがヘルシーフードとして注目されたのは、心臓病を予防する効果があるとされているため。コーネル大学のリサーチではチョコは抗酸化効果があることが証明され、ココアには緑茶や赤ワイン以上の効果があることが判明した。つまり、チョコはアンチエイジングな食べ物ということになる。

アメリカ人にとって寒い冬に不可欠な飲み物、ホットココアは砂糖などを入れなければ、かなりヘルシーな飲み物、ということになる。考えてみれば、朝にはホットココア、昼は緑茶、夜はワインで締めくくるというのは、どうやらかなりのアンチエイジング効果がありそうだ。
# by yucony | 2006-08-15 03:04

チャイニーズ・レストラン・シンドローム

中国系のテイクアウト・レストランの多くは、いまだに「MSG(化学調味料)」を使用している。確かに、味付けに時間を節約できるし、商売をする側にとっては便利な化学調味料なのかもしれない、と思うが、アメリカ人はMSGにかなりのアレルギー反応を示す。「チャイニーズ・レストラン・シンドローム」などという言葉さえある。

店によっては店頭に「NO MSG(同店ではMSGは使用しておりません)」と紙を貼っているところもあるくらいだが、友人によると、MSGを使った料理を口にすると、食後に必ず激しい頭痛に襲われるという。
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正式名はグルタミン酸1ナトリウム、ここ30年の間、身体への害が問題視されてきた。神経に悪影響を与える説もあれば、アルツハイマーとの関連性を指摘する説もある。FDA(米食医薬品局)はMSGが使われた食品には「Monosodium Glutamate(グルタミン酸1ナトリウム)」の表記を義務付けている。

いまのところ、テイクアウトの中華を食べて頭痛に悩まされたことはないが、身体に悪いと聞けば、やはり避けたい。そこで先日、近所のテイクアウト・レストランで注文する際に「MSGは使わないで」と言ってみた。「オーケー、オーケー、うちはMSGは一切使っていないから」と胸を張ってみせたが、オイオイ、厨房の奥にはしっかりと「味の素」と書かれた白のバケツのような容器が山積みになっていた。

最近では、日本食に負けじとハイエンドのチャイニーズ・レストランがマンハッタンに増えているが、いまだにこれまでの「先入観」がアメリカ人の間では根強いのは確か。ヘルシー&クリーンなイメージで、なんとか名誉を挽回したいところだろう。あるパーティーで、「ねえ、チャイナタウンで清潔な店ってどこ?」と聞かれ、こういうことをアジア人に聞く方も聞く方だが、これがミドル階級の一般的なアメリカ人の感覚なのかもしれない、と思ってしまった。
# by yucony | 2006-08-08 07:27

「砂糖を抜けば、あなたの人生はもっとスウィートになります」

健康に対する意識が変わってきたのか、最近になってようやく、薄味のソフトドリンクがアメリカで増えてきたように思う。初めてこの街に来た頃は、毒々しく色のついた甘いソーダ類か、もしくは水、の選択を迫られることが多く困ったものだった。ソーダの甘さたるは、喉が染みるほどでどう考えても身体に悪い。

「砂糖を抜けば、あなたの人生はもっとスウィートになります」_a0044925_454246.jpg
さて、最近、ソフトドリンクの広告を地下鉄車内でよく見かける。フィジー島産のミネラルウォーターに始まり、以前紹介したざくろのジュース「POM」など、健康的なドリンクの宣伝をクリーンでシンプルなタッチで宣伝している。

今日地下鉄で発見して、ハッとさせられたのは、伊藤園のティーシリーズだ。
キャッチコピーは、

「砂糖を抜けば、あなたの人生はもっとスウィートになります」

というもの。
「砂糖を抜けば、あなたの人生はもっとスウィートになります」_a0044925_4513760.jpg
スウィートな人生がどんなものかはよく分からないが、ウム、砂糖抜きをすれば、健康になって人生はよくなるかもしれない、と思わせるキャッチだ。砂糖の取りすぎは「イライラ」の原因にもなるし、もちろん、体重も増やしてくれる。中でも、きれいに漂白された精製済みの砂糖は、身体を酸性にしてしまい、成人病の原因にもなると言われている。

数年前に初めて伊藤園のティーズティーシリーズをデリで見つけた時には「高い!」と思ったものだった。ハイクオリティーを前面に押し出すのは分かるが、たとえば、緑茶の味わいをアメリカ人が理解できるのか、と首をかしげた。逆にチャイナタウンなどでよく見かける缶の緑茶は安いには安いが、甘く味付けされていて、一口飲んで吐き出したことがある。

このティーシリーズがアメリカでブレイクするか、これまで少し懐疑的だったが、この「スウィートライフ」キャンペーンで「ヘルシー」で「洗練された」イメージを消費者に与えることができるかもしれない。しかも種類も7つに増え、並べられると、見ていてカラフルで楽しい。

日本食を食べて「味がない」というアメリカ人が多いが、ここまで普及しているのはやはり、「ヘルシー」で「洗練された」イメージが定着したからに違いない。友人からよく聞く言葉は「I love Japanese sleekly design」。日本のシンプルで洗練されたデザインのイメージはかなり浸透している。これに「健康」が加われば、ニューヨーカーは高くても買ってしまうはずだ。
# by yucony | 2006-07-31 04:49


スタイリスト目線で綴るNYでの「!」

by yucony
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